今回は鞠子宿・岡部宿・藤枝宿・島田宿・金谷宿を巡っていきます。
最後まで読んでいただけると幸いです。
今回は時間の都合上、日没後の写真ばっかりになってしまいました。
見辛いかと思いますがご了承ください。
20.鞠子宿
日本橋から20番目の宿場町、鞠子宿です。
「丸子宿」とも表記します。
府中宿から約1里半(約6km)です。
静岡県静岡市駿河区に所在しています。
静岡の中心市街地を抜け、安倍川を越えると、鞠子宿に入ります。
山間部にある小さな宿場町だったそうです。
浮世絵に描かれている丁子屋は、現在でも営業しています。
とろろ汁が名物で、松尾芭蕉もここのとろろ汁を食したとされています。
建物の造りも風情たっぷりで、旅情を掻き立てられます。
21.岡部宿
日本橋から21番目の宿場町、岡部宿です。
鞠子宿から約1里29丁(約7km)です。
静岡県藤枝市に所在しています。
この岡部宿と先ほどの鞠子宿との間には、宇津ノ谷峠が立ちはだかっています。
浮世絵にも、その宇津ノ谷峠の様子が描かれています。
岡部宿の本陣があった場所は、現在は公園として整備されています。
現在の岡部の街は、峠のふもとにある小さな街といったような雰囲気です。
個人商店なども多く立ち並んでいます。
22.藤枝宿
日本橋から22番目の宿場町、藤枝宿です。
岡部宿から約1里29丁(約7km)です。
静岡県藤枝市に所在しています。
藤枝宿のあった場所は、JR東海道本線の藤枝駅からは約3kmほど離れた、藤枝本町の付近になります。
なのでこの付近は駅から離れているにもかかわらず、数多くの商店や金融機関などが立地しています。
商店街の道端にひっそりとある常夜灯です。
このようなものを見かけると、ここが古くからの道であったことを感じることができます。
23.島田宿
日本橋から23番目の宿場町、島田宿です。
藤枝宿から約2里8丁(約9km)です。
静岡県島田市に所在しています。
駿河国最後の宿場町になります。
島田宿があったとされる場所は、現在でも島田市の中心市街地として賑わっています。
JR東海道本線の島田駅から近いこともあり、多くの商店などが立ち並んでいます。
この島田宿を抜けた先には大井川が流れています。
「越すに越されぬ大井川」と謳われたように、大井川はよく増水する川で、その度に旅人は宿場で足止めを食らっていたそうです。
24.金谷宿
日本橋から24番目の宿場町、金谷宿です。
島田宿から約1里(約4km)です。
静岡県島田市に所在しています。
遠江国最初の宿場町になります。
大井川を越えると、金谷宿に入ります。
ここも島田宿と同じく、大井川の増水の際には足止めを食らった旅人の待機所のような役割を果たしていました。
金谷宿の全容を記した看板です。
JR東海道本線の金谷駅から程近い場所に、金谷宿は広がっていました。
この日の行程はここで終了です。
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