宗谷岬といえば、日本の最北端に位置する岬です。
「最○端」って、どこかロマンを感じますよね。
宗谷岬が北海道の稚内にあるのは知っていても、詳しい場所や行き方などはわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな宗谷岬への行き方や見るべきスポット、また僕が実際に訪れてわかった注意点などについて紹介します。
(写真は僕が2013年8月31日、2023年4月22日に訪れた際に撮影したものですが、記載している情報は最新のものに更新しております。)
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稚内への行き方
公共交通機関で宗谷岬へ行くにはまず、鉄道でならJR宗谷本線の稚内駅、飛行機でなら稚内空港を目指すことになります。
以下それぞれのアクセスについて紹介していきます。
鉄道で稚内へ
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鉄道の最寄駅は、JR宗谷本線の稚内駅になります。
稚内駅まではJRの特急に乗り、札幌から約5時間半、旭川から約4時間です。
料金は、札幌からは11,090円、旭川からは8,890円です。
札幌始発の特急宗谷が1日1本、旭川始発の特急サロベツが1日2本あります。
非常に本数が少ないので注意してください。
バスで稚内へ
札幌と稚内の間には、都市間高速バス「わっかない号」も運行されています。
所要時間は約5時間50分、料金は片道6,200円、往復11,300円で、JRの特急の半額近くです。
ただし、札幌での乗り場は札幌駅ではなく、テレビ塔近くの「大通バスターミナル」になるので注意して下さい。
本数も1日6往復あり、JRの特急より本数も多いです。
うち1往復は夜行便ですので、札幌や稚内で1日観光を楽しんだあと夜行バスで寝ながら移動するといったことも可能です。
詳しいダイヤなどは以下宗谷バスのホームページをご覧ください。
飛行機
稚内空港へは、羽田と新千歳から便が出ています。
所要時間は、羽田からは約2時間、新千歳からは約1時間です。
料金は、羽田からは3万円ほど、新千歳からは2万円ほどです。
航空便についての詳細は、こちらのホームページをご覧ください。
稚内空港からは、稚内駅に向けてバスが出ています。
このバスは航空便に合わせて運行されています。
料金は片道700円です。
空港連絡バスについての詳細は、こちらのホームページをご覧ください。
もしくは、稚内空港周辺にはレンタカー屋もありますので、車で観光したいという方はここでレンタカーを借りて移動するのもオススメです。
稚内空港から宗谷岬までは車で30分ほどです。
稚内から宗谷岬への行き方
稚内駅から宗谷岬へは、宗谷バスが路線バスを運行しています。
稚内駅から50分ほどで宗谷岬に着きます。
料金は片道1,420円ですが、稚内駅前ターミナルの窓口で記念乗車券を買えば、往復2,560円で行くことができます。
また、稚内駅前と宗谷岬を行き来する路線バスは、1日4往復しかありませんのでご注意ください。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
稚内からレンタカーを借りて向かうのもオススメです。
国道40号と国道238号を通り、40分ほどで着きます。
宗谷岬にある施設
さて、宗谷岬に着いたらいよいよ観光のスタートです。
ここからは宗谷岬周辺の見どころを紹介していきます。
日本最北端の地
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宗谷岬は日本の国土の最北端に位置しています。
日本最北端であることを示すモニュメントが立てられています。
撮影スポットになっているので、休日には常に誰かしらが立っているくらいの混雑状況です。
ここで写真を撮りたいのはみんな一緒ですので、記念撮影は譲り合って行いましょう。
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日本最北端の地を眺めるように、間宮林蔵の像が立てられています。
間宮林蔵は、蝦夷地(北海道)の地図を作成し、また樺太が島であることを発見した探検家です。
ユーラシア大陸と樺太の間にある間宮海峡は、彼にちなんで名付けられました。
晴れていれば宗谷岬から樺太の地が見えるそうです。
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宗谷岬の裏手は、宗谷丘陵という高台になっています。
上に登れば、この写真のように高い場所から宗谷岬を見渡すことができます。
宗谷岬流氷館
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日本最北端のモニュメントがあるすぐ近くに立てられている施設です。
中には動物の剥製が展示されていたり、氷点下が体験できる部屋があったりします。
ちなみに入場料は無料です。
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また、ここで日本最北端到達証明書を発行してもらえます。
料金は200円です。
apollostation 宗谷岬SS(安田石油店)
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宗谷岬にある日本最北端のガソリンスタンドです。
ここで給油をすると「日本最北端給油証明書」がもらえます。
自家用車やレンタカーで来た際にはぜひここで給油してみてください。
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アルメリア・ゲストハウス
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宗谷岬から徒歩10分ほど高台を登ったところにあるレストランです。
オシャレな風車が目印です。
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店内からは宗谷岬と宗谷丘陵が望めます。
宗谷岬の景色も良いですが、宗谷丘陵のなだらかな斜面も北海道らしくて素敵な光景です。
丘陵地には牛が放牧されている姿も見られ、のどかな様子に癒やされます。
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ここでは宗谷黒牛を使用したメニューを数多く提供しています。
このときは宗谷黒牛のカレーをいただきました。
他にも宗谷黒牛のステーキやハンバーグ、海鮮料理なども揃っています。
宗谷岬の気候
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宗谷岬を訪れる際には、気温に注意が必要です。
本州などと比べると、平均気温はかなり低いです。
僕が訪れたときは、8/31にもかかわらず14℃でした。
(ちなみに同じ時期に函館にも行きましたが、函館は30℃超えでした…。)
ですので、たとえ夏場でも上着などの準備はしておいた方が良いかもしれません。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
最後に
今回は宗谷岬について紹介させていただきました。
日本の国土の最北端ということで、最果てを体験してみてはいかがでしょうか。
訪れる際の参考になれば嬉しいです。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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