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「北海道&東日本パス」をフル活用する旅 4日目[廃線寸前の留萌本線へ]

旅行記
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「北海道&東日本パス」をフル活用する旅、今回は4日目の様子をお届けします。

本日は留萌本線に乗車することが主な目的です。

留萌本線は2023年3月をもって留萌〜石狩沼田間が廃止となりましたが、廃止前に全区間乗車してきました。

留萌本線で留萌に行くことはもう出来ませんが、北海道&東日本パスを使用したモデルコースとしても、参考になれば幸いです。

それでは、ご覧ください。

「北海道&東日本パス」の特徴
  • JR北海道とJR東日本の普通列車が乗り放題
  • 一部第三セクター鉄道(青い森鉄道・いわて銀河鉄道・北越急行)にも乗り放題
  • 特急券を追加すれば新青森〜新函館北斗間の北海道新幹線に乗車できる
  • 有効期間は連続する7日間、価格は11,300円

より詳細な情報はこちらのホームページをご覧ください。
北海道&東日本パス|JR北海道のおトクなきっぷ

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朝の旭川を散策

ホテルをチェックアウトして、3日目の旅の始まりです。

この日はあいにくの雨でした。

今回宿泊したホテル[プレミアホテル―CABIN―旭川]
  • JR旭川駅から徒歩約3分
  • 地産地消にこだわった朝食ビュッフェ付き
  • 天然温泉を使った大浴場・サウナ付き
  • 宿泊費1万円以下

朝食は旭川駅近くにある「スターバックスコーヒー 旭川北彩都店」でワッフルです。

忠別川の広々とした河川敷が目の前に広がっていて、良いロケーションの店舗でした。

朝食を終えて旭川駅に戻り、ここからはバスで少しだけ旭川市内を観光していきます。

護国神社バス停まで乗車し、最初の目的地はこちらの「北鎮記念館」です。

ここには旭川の開拓に従事した屯田兵に関する展示や、北方からの脅威に対応した旧陸軍第七師団に関する展示が数多くあります。

小さい博物館ながら、その展示の充実ぶりには驚かされました。

こちらは弾痕がついた戦闘機のプロペラだそうです。

このように戦争に関する生々しい展示物も多いです。

そしてここにもゴールデンカムイ作者野田サトル氏のサインがあります。

この作品を知っていれば「第七師団」と聞けばピンとくるでしょう。

作品の世界観や登場人物を思わせる展示も多く、ファンであればきっと楽しめると思います。

北鎮記念館を見学した後は、その向かいにある「北海道護国神社」を訪れました。

1902年に創建された、屯田兵や戦没者の魂を祀っている神社です。

比較的創建が新しいとはいえ、非常に立派な境内を持っています。

北海道にいながら日本本土の雰囲気を感じられる珍しいスポットです。

路線バスで留萌へ

旭川駅に戻り、ここからは一路留萌に向かいます。

留萌まではこちらのバスに乗車していきます。

車両は高速バスですが、運行形態は路線バスです。

車内はガラガラで、旭川から留萌まで通して乗客は5名ほどでした。

立派な車内設備が少しもったいなく感じてしまいます。

途中には神居古潭などの山間部を越えていく区間もあります。

一体誰がここから乗車するのかと思うくらいの場所にバス停があったりもしました。

旭川から2時間ほどで留萌に到着しました。

バスが発着するのは留萌駅ではなく、より市街地中心部に近い留萌十字街となります。

乗客が少なくて伸び伸びできた一方、公共交通機関の厳しさを肌で感じた2時間でした。

留萌の街を散策

昼食スポットを探しがてら、留萌の街中を少し散策します。

商店や車通りは比較的多く、想像していたより賑わっている印象でした。

昼食はこちらの「寿しの三福」で、留萌の海の幸を堪能することにしました。

ネタはどれも大きくて身が締まっていて、大変美味しかったです。

店内も実家のような安心感で、暖かい空間でした。

昼食を終えて、再び留萌の街を散策します。

こちらは留萌本線の廃線跡で、ここから増毛の方向に伸びていました。

そこからさらに歩いて、「道の駅るもい」にやってきました。

列車の時間までここで休憩です。

留萌の名産品が数多く販売されていて、見ているだけでも楽しいです。

留萌はニシン漁で有名な街です。

ということで、先ほど寿司を食べたばかりですが、にしんそばをいただくことにしました。

甘辛く煮付けたニシンと蕎麦の相性はバツグンです。

道の駅の裏には広大な広場があります。

雨なので人はあまりいませんでしたが、晴れていれば開放的で心地よい場所でしょう。

公園の向こうには留萌駅も見えます。

廃線寸前の留萌本線に乗車

留萌駅にやってきました。

ここから今回の旅最大の目的である留萌本線に乗車していきます。

この半年後に惜しくも廃止になってしまった区間です。

留萌の駅前はちょっと寂れた雰囲気です。

十字街付近や道の駅などの方が賑わいがあったと思います。

駅舎内にはかつての留萌本線の写真や展示品が数多く置いてありました。

貴重な展示の数々はつい見とれてしまいます。

しかし今では留萌駅自体も過去のものになってしまいました。

留萌はニシンの卵であるかずのこの生産量が日本一とのことです。

それにちなんで、留萌のキャラクターであるKAZUMOちゃんと巨大なかずのこの置物がありました。

なかなかインパクトがありました。

改札前はよくある田舎の大きめの駅といった印象です。

列車の発車が近づくと改札前に人が集まってきて賑わい出しました。

改札をくぐって駅構内に入りました。

古びたホーム屋根や跨線橋がノスタルジーを漂わせます。

駅舎側はこのような感じです。

こうして見ると駅施設はそれなりに大きく、かつてはもっと多くの人が利用していたであろうことが伺えます。

そしていよいよ留萌本線に乗り込みます。

これが間もなく廃止になってしまうと思うと寂しさを覚えました。

そんな思いを抱えながら、留萌本線の旅のスタートです。

乗客の多くは鉄道ファンと思しき人たちでした。

地元利用は少なそうで、やはりこれでは鉄道は残せないのだなと肌で感じました。

途中駅もこのようにローカル感満載です。

もう見られない風景を噛み締めながら進んでいきました。

フェリーに乗るため苫小牧へ移動

留萌本線を乗り通し、深川までやってきました。

次の列車まで少し時間があるので、駅の外に出て散策してみました。

深川の駅前です。

立派なロータリーがあって店舗も並んでいますが、人気は少ないです。

駅近くには鳥居が立ち並んでいる場所がありました。

これが何なのかはよくわかりませんでした。

函館本線で岩見沢まで行き、そこからは室蘭本線で苫小牧を目指します。

すっかり日が暮れて風景はほとんど見えませんでした。

夜行フェリーで苫小牧から八戸へ

苫小牧にやってきました。

ここからはフェリーに乗って本州に戻ります。

苫小牧の駅前です。

ビルが並ぶ立派な街並みですが、時間帯もあってか人通りは少ないです。

苫小牧駅からタクシーに乗り、フェリーターミナルにやってきました。

この日はフェリー上で夜を明かします。

乗船手続きを済ませ、夕飯の時間です。

事前に駅前のセイコーマートで買っておいたホットシェフシリーズです。

これが北海道での最後の食事となりました。

いよいよフェリーに乗り込みます。

個室となっていて、狭いですが寝るだけなら十分です。

24時近くになり、出港の時間になりました。

フェリーの出港は不思議とテンションが上がります。

時間も遅いので、出港を見届けて就寝です。

4日目のまとめ

この日は留萌本線に乗車するのがメインでした。

廃止前に乗ることができて、いい思い出になりました。

鉄道はなくなってしまいましたが、それでも留萌は変わらず魅力的な街なので、また別の機会に車かバスで訪れようと思っています。

5日目は帰宅の日ですが、途中寄り道もしつつといった感じになります。

よろしければ続きもご覧ください。

5日目はこちら

近日公開

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