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JR東日本「週末パス」で行く上信越の旅 1日目

JR東日本「週末パス」で行く上信越の旅 1日目旅行記
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JR東日本が通年で販売している「週末パス」というフリーきっぷがあります。

今回はこの「週末パス」を使って群馬・長野・新潟のあたりを巡った鉄道旅行の様子を紹介します。

週末パスを使った鉄道旅行のモデルコースとして参考になればと思います。

「週末パス」とは
  • 関東甲信越・南東北エリアのJR東日本普通・快速列車に乗り放題
  • JR東日本の路線の他に、しなの鉄道などをはじめとした14の鉄道会社の路線にも乗り放題
  • 別途特急券を購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車できる
  • 利用開始日の前日までに購入が必要
  • 大人8,880円、小人2,600円

詳しくはこちら → おトクなきっぷ:JR東日本 週末パス

この記事では1日目(2022年3月12日)を紹介します。

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横川へ

高崎線と信越本線を乗り継ぎ、横川にやってきました。

ここ横川は、高崎から伸びる信越本線の終着駅となっています。

かつてはここから先、碓氷峠を越えて軽井沢まで線路が繋がっていましたが、北陸新幹線が長野まで開業した際に廃止になってしまいました。

ここで峠を越えるための機関車の付け替えなどを行っていたため、その名残りとも言える広大な敷地が残されています。

横川駅から5分ほど歩くと、碓氷関所の跡にたどり着きます。

今ではこの写真の門くらいしか遺構はありませんが、かつてはこの場所で「入り鉄砲に出女」などを取り締まっていたそうです。

先ほどの碓氷関所からさらに5分ほど歩くと、信越本線の廃線跡があります。

かつては碓氷峠を越える列車がここを行き交っていました。

現在は「アプトの道」という遊歩道として整備されていて、約6km続いています。

今回は全て歩く時間はないのでこの辺で。

碓氷峠鉄道文化むら

横川駅前まで戻り、「碓氷峠鉄道文化むら」に立ち寄りました。

ここには多数の国鉄型車両が屋外展示されています。

機関車や客車など、様々な種類の車両があります。

ただ歩いて回るだけでも10分くらいかかる広さですが、車両をじっくり眺めていたらもっとかかるでしょう。

鉄道ファンはもちろん、そうでない方でも十分に楽しめる場所です。

一部ですが、車内に入れる車両もあります。

写真はいわゆるお座敷列車というやつです。

こんな列車に乗ってゆったりと旅をしてみたいものです。

こんな風に国鉄時代に思いを馳せたい方はぜひ一度訪れてみてください。

峠の釜めし

横川駅から5分ほど歩くと、峠の釜めしで有名なおぎのやの店舗があります。

イートインもあり、ここで購入したものを食べることもできます。

というわけで購入しました。

具にもご飯にも出汁の味がしっかりと染みていて、安定の美味しさです。

何度でも食べたくなる味です。

碓氷峠越え

さて、ここからは碓氷峠を越えていきます。

横川から先の信越本線が廃止になった今、このJRバスが軽井沢までを結んでいます。

このバス路線は週末パスの対象外ですので、520円を支払って乗車します。

横川から40分ほどで軽井沢に到着です。

ゆっくりしていきたいところでしたが、今回は足早に去ることにします。

軽井沢からはしなの鉄道に乗車していきます。

昔懐かしい車両がお出迎えです。

しなの鉄道は週末パスで乗り放題の対象ですので、このおかげで今回の旅費がかなり抑えられています。

小諸の街をぶらり

軽井沢から30分ほど電車に揺られて、小諸にやってきました。

ここではしっかり時間をとってゆっくり散策していきます。

小諸城

小諸駅のすぐ裏には小諸城があります。

日本100名城の一つに数えられる城で、現在では懐古園とも呼ばれています。

写真の三ノ門は重要文化財に指定されています。

小諸城は穴城といわれる、城下町よりも低い位置に築かれた珍しい城です。

小諸の街は斜面に沿って広がっていて、その一番下に小諸城がある形です。

ですが、市街地の反対側まで抜けると、小諸城のもう一つの顔が見えてきます。

実は小諸城が断崖絶壁の上に築かれた城だということが、ここからだとよく分かります。

グネグネとうねりながら流れる千曲川と、その川が作り上げた見事な地形は見ごたえバツグンです。

城内には鯉が泳ぐ池もあり、癒やしも与えてくれます。

ゆっくり散策していると色々な発見があってとても面白い場所です。

懐古園から小諸駅を挟んで反対側に、小諸城の大手門が残されています。

つまり、しなの鉄道の線路が小諸城の真ん中を突っ切っているイメージです。

この大手門も重要文化財に指定されています。

小諸の街並み

小諸は城下町であると同時に、北国街道の宿場町でもありました。

本町のあたりには宿場町の雰囲気を残したエリアもあります。

小諸駅のロータリーから続く駅前通りは、どこか昭和の香りが漂う街並みです。

今となっては静かな街ですが、かつては多くの人で賑わっていたであろうことを思い起こさせます。

路地裏もこのように、昭和のディープな飲み屋街の雰囲気が残っています。

好きな人にとってはたまらない光景でしょう。

小諸の駅前はうって変わって、近年になって整備された綺麗な公園になっています。

小洒落たカフェなどもあり、若い人々や家族連れなども多く訪れていました。

先ほど紹介した小諸城の大手門もこの公園の中にあります。

お昼はやっぱり信州そば

さて、信州小諸といえばやっぱりそばは欠かせません。

というわけで、今回は小諸駅から徒歩5分ほどの「丁子庵」に立ち寄りました。

やっぱりざるそばが一番そば本来の味を楽しめます。

さすがはそばの本場だけあって、香り高く非常に美味しいそばがいただけました。

ついでにそばアイスもいただきました。

アイスクリームからほんのり漂うそばの香りがたまりません。

上に乗ったそばの実もカリカリしていてちょうどいいアクセントです。

腹ごしらえが済んだところで、次の目的地に向かいます。

上田城を見に行く

再びしなの鉄道に乗り、今度は上田に向かいます。

先ほど乗ってきたものとは違い、今度はキレイな新型車両に乗っていきます。

小諸から40分ほどで上田に着きました。

北陸新幹線も停車する駅だけあって、立派な駅舎です。

上田市は長野市・松本市に次いで長野県内で3番目の人口を有する市です。

駅を出ると商業施設や雑居ビルが並ぶ都会的な街並みが迎えてくれます。

ここから歩いて上田城を目指します。

上田城跡公園から少し離れた上田市役所近くに、大手門公園というものがあります。

その名の通りかつて上田城の大手門があった場所で、この前の道路も門があったことを示すかのように曲がりくねっています。

上田駅から歩いて20分ほどで上田城に着きました。

上田城のシンボルとも言える東虎口櫓門がお出迎えです。

城内に入るとすぐ真田神社があります。

真田神社は、真田幸村をはじめとする上田城の歴代城主を祀った神社です。

真田幸村が身につけていた兜の巨大模型なども展示されています。

上田城は周囲より少し高い位置に築かれた城です。

城の南側に出るとそれがよく分かり、ここから上田の街並みや北陸新幹線の高架橋などを見渡すことができます。

上田城は先ほど見てきた小諸城とは違い、市民が気軽に遊べる憩いの場といった雰囲気です。

小さい子供を連れた家族連れも多く、子供たちが元気よく駆け回っていました。

別所温泉で足湯に入りたかった

上田城を見たあと、予定よりもかなり時間が余ったため、ここから上田電鉄に乗り別所温泉に行ってみることにしました。

実は上田電鉄も週末パスで乗り放題の対象です。

上田電鉄で走っているのは元東急電鉄の車両です。

僕の自宅が東急沿線なので、何となく戻ってきた気がして複雑な気分…。

上田駅を出発して30分ほどで終点の別所温泉駅です。

レトロな雰囲気が漂ういい感じの駅でした。

駅から10分ほど歩くと別所温泉の中心部に着きます。

人はあまり多くなく小ぢんまりとした温泉街ですが、なかなか雰囲気のある場所です。

写真中央奥に広がっているのが上田の街です。

それなりに斜面を登ってここまで来たことがわかります。

山並みも見事です。

本当はこの別所温泉で足湯に入って疲れを取るつもりでいたのですが、3ヶ所ある足湯はなんと全て休業中…。

仕方がないので今回はこのまま別所温泉駅に戻ります。

再び別所温泉駅に戻ってきました。

駅前には上田電鉄でかつて使用されていた車両が展示されています。

角度によっては、このようにあたかも走行しているかのような写真も撮ることができます。

長野到着

再び上田電鉄に乗り上田に戻り、しなの鉄道に乗り換えて本日の宿がある長野に向かいました。

そして日が暮れかかった頃、長野駅に到着しました。

善光寺をイメージした駅舎はなかなか圧倒されます。

宿にチェックインした後、長野の食を堪能するために街へ繰り出しました。

そして見つけたのが「信州炭火炉端すえひろ」というお店です。

様々な信州名物を提供するお店で、店内は綺麗な居酒屋といった雰囲気です。

お通しで季節の魚の塩焼きを出してくるのはなかなか豪快です。

長野は馬刺しも有名です。

半年ほど前に熊本で馬刺しを食べたばかりでしたが、長野の馬刺しも負けていません。

熊本の甘口醤油と違い塩辛い醤油をつけて食べますが、この食べ方もなかなかイケます。

長野といえば山賊焼きも有名です。

鶏むね肉をにんにく醤油で味付けされた衣につけたのが特徴で、ボリュームもかなりのものです。

お腹がいっぱいになったところで宿に戻り、明日の行程に備えます。

今回宿泊したホテル[長野リンデンプラザホテル]
  • 長野駅から徒歩5分でアクセスバツグン
  • 大浴場とサウナ付きで1日の疲れを癒やせる
  • 朝食は嬉しいバイキング
  • 宿泊費1万円以下

Googleマップ

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