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社会人による青春18きっぷの嗜み 2021冬・3日目【夜の姫路城が見たい】

社会人による青春18きっぷの嗜み 2021冬・3日目【夜の姫路城が見たい】 旅行記
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鉄道旅行をする方なら知らない人はいない「青春18きっぷ」。

JR在来線の普通・快速列車に5日間乗り放題で12,050円という、とてつもなく破格のフリー切符です。

お得な分制約も多いですが、その制約をいかに乗り越えて旅程を組むかというのも、青春18きっぷの醍醐味です。

ですが社会人になるとまとまった休みが取りにくくなり、青春18きっぷの効力を最大限に活かした旅程が組みにくくなるのも事実です。

そこで、社会人の僕が先日青春18きっぷを利用した旅行をしてきましたので、一例として紹介します。

社会人の方が青春18きっぷで旅行する際のモデルコースになれば幸いです。

社会人が青春18きっぷ旅行を楽しむための鉄則
  • 連続5日間で使わなくてもいい(日程を分けるのも一つの手段)
  • ワープを効率よく使う(新幹線や在来線特急などをうまく組み合わせる)
  • JRに飽きたら私鉄に乗ってもいい(たいていはJRの方が早いけど「あえて」)
  • 無理をしない(あなたはもう若くない)
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再出発

前回の青春18きっぷ旅行から約2週間後の2021年12月29日、再び西に向けて出発しました。

今回もまた東海道線をひたすら西に向かって進んでいきます。

途中下車をしながら、この日は姫路まで進みます。

静岡県内の東海道線から見る富士山はいつ見てもいいものです。

だいたい沼津から富士の間くらいまで、富士山のこの堂々とした姿を間近で拝みながら走っていきます。

途中下車して掛川城

今回の旅の最初の目的地、掛川に到着しました。

横浜から東海道線に乗り続けてちょっと疲れてきたところで、掛川はちょうどいい位置にあります。

ここから歩いて掛川城を目指します。

掛川駅から歩いて約15分、掛川城に到着しました。

日本100名城の一つであり、日本で初めて木造で再建された天守を持つ城としても有名です。

小高い丘の上に建つ城は、掛川の街のランドマークになっています。

天守の中にも入ることができ、最上階からはこのように掛川の街を一望できます。

また、掛川城は御殿が現存する数少ない城です。

この全国的にも希少な御殿の中にも入ることができ、中には様々な展示物があります。

あまり大きな城ではないように思えますが、なかなかに見どころたっぷりな城でした。

掛川は城下町も風情があります。

写真の清水銀行掛川支店の建物はこのようにとても雰囲気のあるものになっています。

昼休憩は豊橋カレーうどん

掛川から再び東海道線に乗ってもう少し進み、豊橋に到着しました。

お目当ては、豊橋のご当地グルメである豊橋カレーうどんです。

今回は豊橋カレーうどんの名店である「玉川うどん 豊橋広小路本店」にお邪魔しました。

豊橋カレーうどんの構造は一風変わっています。

まず器の底にご飯を盛り、その上にとろろをかけて、さらにその上からカレーうどんを盛っています。

上から見るとただのカレーうどんですが、食べ進めていくとそのうちとろろとご飯の層にたどり着きます。

これはカレーうどんの汁を残さず食べられるようにと考え出されたものなのだそうです。

味はもちろん美味しいですし、ボリュームもなかなかのものなので、豊橋を訪れた際はぜひ一度ご賞味ください。

山に登って岐阜城へ

豊橋から再び東海道線に乗り、岐阜で途中下車しました。

マスクをした金の信長様がお出迎えです。

ここからバスに乗って約10分ほど、岐阜城のふもとに着きました。

岐阜城の天守は金華山という山の頂上にあります。

ふもとはちょっとした公園として整備されています。

躍動感たっぷりな若き日の織田信長の像があり、金華山の上に建つ岐阜城の天守がその奥に見えます。

日本庭園風に整備されている場所もあり、散歩するだけでも癒されます。

岐阜城の天守へ行くにはここからさらにロープウェイに乗り、金華山の山頂へ登ります。

ロープウェイを降りてさらに山道を10分ほど歩くと、ようやく天守にたどり着けます。

岐阜城の天守からの眺めは圧巻です。

眼下には岐阜の市街地が広がり、その奥には木曽川が流れています。

写真右奥には養老山地の山々が見えます。

見る角度を少し変えると、遠くに名古屋のビル群が確認できます。

反対側を向くと一転山がちな地形で、山の間を流れる長良川がよく見えます。

金華山の山頂には岐阜城とは別に展望台があり、ここからの景色もいい眺めです。

再びロープウェイに乗って山を降り、長良川の方に向かって少し歩くと、川原町という古い街並みが残っているエリアがあります。

散歩しているだけでも落ち着きます。

長良川は鵜飼が有名です。

鵜飼の時期は例年5月〜10月なので今回は時期外れでしたが、この川原町に観覧船の船着き場があり、シーズンになると観覧船から鵜飼を間近で眺められます。

再びバスに乗り岐阜駅に戻るころにはすっかり日が暮れていました。

岐阜駅前のイルミネーションが美しくて見とれてしまいました。

夜の姫路に到着

ここから再び東海道線に乗り、途中下車なく一気に姫路まで行きました。

到着したのは夜の9時過ぎでした。

姫路駅前から眺める姫路の街と姫路城はいつ見ても素晴らしい眺めです。

夜に姫路に来たのは初めてでしたが、夜景もなかなか良いものです。

一度ホテルにチェックインして、夕食を食べに街に繰り出しました。

「姫路タンメン」という店を見つけたので入ってみました。

からあげと餃子までつけてしまったのでかなりのボリュームでしたが、大満足でした。

夕食後にそのまま姫路城に向かいました。

このとき23時頃だったので当然天守の中には入れませんが、姫路城前の広場には入ることができました。

休日の日中などは多くの人が訪れる場所ですが、この時間だとほとんど人がいませんでした。

この巨大な姫路城を独り占めしているような感覚になれますので、じっくり姫路城を眺めたければ夜もオススメです。

ライトアップされた姫路城は、その白さがより際立ってきて惚れ惚れする美しさでした。

このあとはホテルに戻り、明日の行程に備えます。

今回宿泊したホテル[ホテルクレール日笠]
  • 姫路駅から徒歩5分、姫路城まで徒歩10分とどちらへもアクセスバツグン
  • ゆったりくつろげる展望風呂つき
  • 朝食や夕食は地元兵庫の食材をふんだんに使用
  • 宿泊費1万円以下

4日目はこちら

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