「みんなの九州きっぷ」とは、JR九州からときどき期間限定で発売されるフリーきっぷです。
今回この「みんなの九州きっぷ(北部九州版)」を使って2泊3日で九州を巡ってきました。
その様子を3回に分けてお伝えします。
「みんなの九州きっぷ」を使って鉄道旅行をする際のモデルコースとして参考になればと思います。
この記事では1日目(2021年11月13日)の様子をお伝えします。
エピローグ
今回僕は東海道新幹線の始発に乗って九州入りしました。
新横浜から6時11分発ののぞみ79号博多行きに乗車しました。
新幹線の車窓からは朝焼けに照らされた富士山を拝むことができました。
良い旅の始まりを予感させてくれるようでした。
(実は出発直前にちょっとしたトラブルがあったんですが…)
いやー、スマートEXに登録してたモバイルSuicaを機種変してから再登録するのを忘れてて、窓口でやりとりしてたらスレスレで乗り遅れるところだった。
— 舞鶴さん@旅したい系ブロガー (@maizurusunsan) November 12, 2021
九州の玄関口、門司港レトロへ
そんなこんなで10時29分に小倉駅に到着しました。
ここで事前に予約していた「みんなの九州きっぷ」を受け取り、鹿児島本線に乗って門司港駅に向かいました。
門司港駅は昔の面影が色濃く残る駅です。
看板や駅の構造からもその雰囲気が感じられます。
駅舎はこのような重厚な造りになっています。
この門司港駅周辺はいわゆる「門司港レトロ」と呼ばれるエリアで、レトロな外観の建物が数多く残されています。
門司港は関門海峡の九州側にあたる場所です。
すぐ向こう岸には本州の下関があります。
この門司港レトロに建つ高層マンションの最上階に「門司港レトロ展望室」があります。
入場料は大人300円です。
この門司港レトロ展望室からは、門司港レトロエリア全体や関門海峡の様子などを眺めることができます。
本州と九州をつなぐ関門橋を走る車や、関門海峡を行き交う船などを眺めながら、のんびりとした時間を過ごせます。
今回は後の行程があるので滞在時間は40分ほどでしたが、今度来るときはもう少しゆっくり散策したいと思いました。
別府の街を散策
門司港から小倉に戻り、特急ソニックに乗って一路別府に向かいました。
個人的にこの車両、カッコよくて好きなんです。
あと内装も素晴らしくて、椅子の座り心地が抜群で、1時間以上乗ってましたが全く疲れを感じませんでした。
そうこうしているうちに、別府に到着しました。
別府といえば言わずと知れた温泉地ですが、有名な地獄めぐりなどは駅から離れているため今回はパス…。
なので今回はこの別府タワーに来てみました。
通天閣のようなレトロな外観がいい感じです。
別府タワーの展望室からは、別府の市街地や別府湾を眺めることができます。
展望室の中も、古き良き昔の観光地の雰囲気を感じられるものでした。
別府タワーを降りるとすぐ近くに、トキハという百貨店があります。
ここの地下には足湯があり、自由に入ることができます。
ということで、僕も浸かってきました。
歩き疲れた足がじんわり温まって、癒しのひとときを与えてくれました。
タオルはこのようにすぐ近くで販売していますので、タオルを持っていなくても安心です。
タダでここのタオルを持っていこうなんて考えないでくださいね。
ゆふいんの森に乗車
別府からはこの特急「ゆふいんの森」に乗車しました。
JR九州といえば様々な観光特急を運行していますが、その元祖ともいえる存在です。
別府・大分から由布院を通り博多まで走っていますが、今回は別府から鳥栖までの乗車です。
内装はエレガントさを感じる装飾がされており、旅の雰囲気を盛り上げてくれます。
沿線の観光地を随時紹介してくれたり、アテンダントさんが記念撮影などの様々なサービスをしてくれたりと、ホスピタリティ満点でした。
車内にはビュッフェが備えられていて、食品やお土産などを購入できます。
ビュッフェでこちらのアイスクリームを購入して食べました。
卵の濃厚な味わいがして、プリンに近い風味でとても美味しかったです。
たまにはこういう急がない特急もいいものです。
長崎で1泊
ゆふいんの森を鳥栖で降り、特急かもめに乗り換えて長崎に向かいました。
夜の8時くらいに長崎に着いたため、すっかり日が暮れて駅前ではイルミネーションが輝いていました。
体力に余裕があれば稲佐山に登ろうかと考えていましたが、さすがに疲れたためそのままホテルに直行しました。
そしてホテル近くにあった居酒屋「長崎居酒屋 和-KAZU-」さんで夕飯を食べることにしました。
こちらは九州魂のレモンサワーです。
九州魂と書いて「くすだま」と読む、長崎の焼酎だそうです。
非常に飲みやすいすっきりした味わいでした。
居酒屋では地元長崎で獲れた海産物をいただきました。
どれも新鮮で肉厚で食べ応えがありました。
そしてシメに五島うどんをいただきました。
麺が細いように思いますがしっかりコシがあり、なかなかのボリュームでお腹いっぱいになりました。
長崎の美味しい料理とお酒でいい気分になったところで宿に戻り、明日に備えます。
1日目はここまで、よろしければ続きもご覧ください。
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