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道の駅で車中泊は禁止?やっていいこととダメなことを確認しよう!

車中泊はどこまでOK?やっていいこととダメなことをはっきりさせよう! 旅行TIPS
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みなさんは「車中泊」をしてみたいと思ったことはありますでしょうか?

もしくは、もうやったことがあるという方もいるかも知れません。

今は新車でも車中泊をすることを想定したような、荷室がフルフラットになったり収容力があったりといった車が販売されていたりします。

しかし一方で、道の駅などで車中泊をする人たちのマナーの悪さが話題になることも時々あります。

それに伴って、車中泊を全面的に禁止すると明言している道の駅も出てきています。

僕も車中泊をしながら旅行をした経験があり、今後も状況を見てやっていきたいなと思っています。

なので、自分自身の備忘録的な意味も兼ねて、車中泊をする上でやっていいこととダメなことをまとめていきたいと思います。

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車中泊のメリットとデメリット

まず、僕が思う車中泊のメリットとデメリットを、簡単に書いてみたいと思います。

メリット

・お金の節約になる
・時間に縛られない

まずは何と言っても、お金の節約になるという点です。

単純に宿を取らなくていい分、宿泊代金が浮きます

それだけでなく、ETCを使って深夜のうちに高速道路を利用すれば深夜割引が効く、という面もあります。

また、ホテルのチェックイン・チェックアウトの時間や公共交通機関のダイヤなどを気にしなくていいので、自由な旅程を組め、また何かあった時でも予定の変更がしやすいです。

デメリット

・疲れが取れない
・どこでも車中泊できるわけではない

まず最大のデメリットとしては、疲れが取れないという点です。

これは人によるかも知れませんが、余程しっかり車中泊の設備を整えたりしない限り、ホテル泊などと比べても疲れは取れません。

夏は暑く窓を開ければ虫が入ってくるし、冬は中途半端な防寒対策では全く役に立たないほど寒く、なかなか過酷な環境です。

なので僕も基本的に車中泊をするときは、真夏と真冬は避けてます。

だからと言ってアイドリングは絶対にやめましょう!

また冒頭でも少し触れましたが、マナーの悪い利用客が増えたせいもあって、車中泊を全面的に禁止としている施設もあります。

ただこれは施設によってルールが異なりますので、利用する予定の施設で車中泊が可能かどうかは、事前にホームページなどで確認しておくと良いでしょう。

車中泊に対する見解

車中泊という行為に対する、施設などの公式の見解はどのようになっているのか見ていきましょう。

国土交通省

まず、全国の道の駅を管轄している国土交通省の見解がこちらです。

質問
「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?

 

回答
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

少々曖昧な表現にも見えますが、宿泊目的、つまりキャンプ場のような利用の仕方や、連泊などの長期滞在についてはご遠慮いただきたい、ということかと思います。

ただし、ドライバーが眠気を我慢して運転し続けるといったことがないよう、安全運転の観点から睡眠休憩を取ることについては禁止しておらず、むしろ推奨しています。

夜遅くに道の駅を訪れて、仮眠を取って早朝に出ていくという利用の仕方は、概ね問題ないかと思います。

しかし中にはそのような利用の仕方も禁止していたり、そもそも夜間は駐車場を閉鎖している道の駅などもありますので、個別に確認は必要です。

道の駅

次に、道の駅としての見解です。

一例として、「道の駅伊東マリンタウン」の公式サイトに書かれている内容を紹介します。

Q.車中泊はできますか?

道の駅の駐車場は休憩施設としてご利用ください。当駅の利用ルール及び一般社団法人日本RV協会の「公共駐車場でのマナー厳守10カ条(www.jrva.com)」を必ず遵守願います。 道の駅を利用する他のドライバーのことも鑑み、限りある駐車スペースを有効に使用していただくためにも、長期間の滞在はご遠慮願います。またキャンプ行為、発電機の使用、盗電、盗水、長時間のアイドリング使用等、目的外の利用は固くお断りいたしております。(※キャンプ行為等をご希望のお客様はお近くのオートキャンプ場・オートパーク等をご利用ください。) その他ご不明な点は駐車場誘導員にお問い合わせください。

具体的にキャンプ行為などの禁止が明言されています。

ここで禁止されている事項は他の道の駅でも概ね一緒かと思います。

日本RV協会

もう一つ、上の道の駅伊東マリンタウンの注意事項内でも触れられている「日本RV協会」の見解を紹介します。

キャンピングカーの普及などを目的とした協会です。

キャンピングカーマナー遵守への呼びかけ|一般社団法人日本RV協会

ここでも、道の駅やサービスエリアなどでの長期滞在やキャンプ行為などを禁止する呼びかけがされています。

また、キャンプ行為を行いたい場合はキャンプ場を利用すること、もしくは車中泊が公認されている駐車場である「RVパーク」を利用することが推奨されています。

車中泊でやってはいけないこと

それでは、道の駅で車中泊をする上でやってはいけないことを確認していきます。

車中泊禁止が明言されている施設で車中泊する

当たり前ですが、車中泊禁止が明言されている施設では、車中泊をしてはいけません。

禁止している理由としては、過去に車中泊をした利用者がマナーに反する行いをして他の利用者に迷惑がかかったといった事例があるなど、止むを得ないケースだったりします。

他には、周辺に宿泊施設やキャンプ場などが充実していて、あまり車中泊をされてしまうとそれらの経営に悪影響を及ぼしかねないから、といったケースもあります。

キャンプ行為をする

マナーの悪い車中泊客といったような内容で、ネットニュースなどで流れてきたものを見たことがある方もいるかもしれません。

具体的には、車の外にテントを張ったり、火を起こしてバーベキューをしたり、それらに使った道具をトイレの水道で洗ったりetc…

道の駅やサービスエリアなどはあくまで休憩施設であり、ドライブで疲れた体を休めたり、買い物を楽しんだりするための施設です。

決してキャンプ場や宿泊施設などではありません

(そもそも、あんなに人も車もいっぱいいてごみごみした場所でキャンプやってて楽しいのかな、って思ってしまいますが…)

長期滞在

道の駅などで何日も連泊して、駐車区画を占領してしまうといった事例もあるようです。

先ほども書いた通り、道の駅は休憩施設であって宿泊施設ではありません。

昼間など店舗が営業している時間帯に駐車場が埋まってしまっていて、訪れたお客さんが利用できないといったことが発生してしまいます。

アイドリング

道の駅などに限らずどこの駐車場でも明言されているとは思いますが、アイドリングというのは迷惑行為にあたります。

排気ガスが環境に悪影響を及ぼしますし、騒音の原因にもなるためです。

それ以外にも、特に冬場の積雪時にアイドリングをすると、雪が排気口を塞いで排気ガスが車内に充満し、命を落とす危険があります。

車中泊でやっていいこと

次に、道の駅で車中泊をする上でやってもいいことを確認していきます。

仮眠を取る

眠気を我慢しながら運転を続けることは交通事故につながります。

仮眠を取ってしっかりと体を休めるために利用するというのは、道の駅やサービスエリアの本来の役割の一つです。

しっかりと休憩を取って、安全運転に努めましょう。

買い物をする・飲食店を利用する

もしお店などが開いている時間帯に利用するならば、お店で買い物をしたり、飲食店で食事をしたりしましょう。

せっかくなので、地元のものを味わって、地元にお金を落とすようにしましょう。

RVパークを利用する

ここ最近は、電源やゴミ処理施設などが整備された「RVパーク」というものが増えてきています。

こちらは一週間程度の長期滞在も可能で、入浴施設が併設されている場所も中にはあります。

キャンピングカーのための施設というイメージがありますが、一般の車でも利用できます。

詳しくはこちらのホームページをご覧ください。

ただし、車外に出てバーベキューなどを行うのは禁止されていますので、そのような目的がある方はキャンプ場などを利用するようにしましょう。

まとめ

今回は車中泊について書かせていただきました。

車中泊のマナー問題については僕自身も色々と思うところがあり、やはり許される行為ではないと思います。

しかし、車中泊をしながら旅をすることは本当に自由で楽しいので、車中泊という行為そのものが悪者のように見られてしまうのは個人的に納得がいかない部分がありました。

この記事を読んで、みなさんが何かを得ることができたのなら幸いです。

自分一人で旅をしていても、周りに対する配慮は忘れてはいけないなと感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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