現在日本には天守に登ることができる城が数多くあります。
今回はそんな中から、熊本城の天守について紹介します。
天守からは熊本の市街地が一望でき、また遠くに阿蘇の山並みを望むことができ、絶景です。
熊本地震により大きな被害を受けましたが、天守の修復工事が完了し、内部公開が再開されました。
この機会にぜひ一度訪れてみてください。
(写真は全て僕が2012年3月27日に訪れた際に撮影したものです。)
熊本城の概要
熊本城は現在の熊本県熊本市、旧肥後国に築かれた城です。
1607年、加藤清正によって築城されたと伝えられています。
「銀杏城」という別名を持ち、日本100名城の一つに数えられています。
1877年の西南戦争の際には籠城戦の舞台となり、多数の砲撃を受け、このときに天守は焼失しました。
現在の天守は後年になって復元されたものです。
2016年の熊本地震の際、熊本城も大きな被害を受けました。
天守では屋根瓦の落下や地下室の崩落、櫓や石垣も多数の箇所で崩落や倒壊などの被害を受け、現在も修復工事が進んでいます。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
熊本城へのアクセス
・入館料 800円(高校生以上)、300円(小中学生)、無料(未就学児)
・開館時間 9:00〜17:00
※2021年4月26日より
JR九州新幹線や鹿児島本線などが通る熊本駅から市電に乗ると、約17分で「熊本城・市役所前電停」に着き、その目の前が熊本城です。
その他、熊本駅からは路線バスも出ています。
熊本駅から約10分で「桜町バスターミナル」に着き、そこから約10分ほど歩くと熊本城に着きます。
熊本空港から発着するリムジンバスも、この桜町バスターミナルにやってきます。
また、2021年4月26日の天守閣特別公開開始から当面の間は混雑が予想されますので、時間に余裕を持った行動や公共交通機関の利用を心がけましょう。
熊本城天守からの眺め
それではいよいよ、天守からのどのような景色が見られるのかを紹介していきます。
南東方向、熊本市役所方面を見た写真です。
写真中央の高層ビルが熊本市役所です。
この写真ではもやがかかっていますが、天気が良ければ市街地の向こうに阿蘇の山並みが広がる様を見られます。
北東方向、市街地中心部方面を見た写真です。
数多くのビルやマンションが立ち並び、熊本という都市の巨大さを感じることができます。
北方向を見た写真です。
そそり立つ石垣が圧巻です。
近くの建物と比較しても、その高さがわかると思います。
西方向、金峰山方面を見た写真です。
手前には国宝にも指定されている宇土櫓があります。
奥には金峰山をはじめとした雄大な山並みが広がります。
南方向、熊本駅方面を見た写真です。
写真左奥の高層マンションが建っているあたりが熊本駅です。
写真中央奥の小高い山は花岡山公園で、桜の名所としても知られています。
まとめ
今回は熊本城天守からの景色について紹介させていただきました。
天守から眺める街並みはまた格別です。
熊本地震からようやく復旧した熊本城の天守に、ぜひ訪れてみてください。
当面は混雑が予想されますので、ルールやマナーを守った行動を心がけましょう。
そして、地震の被害を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
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以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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