城の上から街を眺める、これほど気持ちの良いものはありません。
かつての殿様が見ていたであろう景色を私たち庶民も見ることができるのですから、良い時代になったものです。
現在日本には天守に登ることができる城が数多くあります。
今回はそんな中から、犬山城の天守について紹介します。
あなたも殿様気分を味わってみては?
(写真は全て僕が2012年3月22日に訪れた際に撮影したものです。)
犬山城の概要
犬山城は現在の愛知県犬山市、旧尾張国に築かれた城です。
1537年頃に織田信康によって築城されたと伝えられています。
現存12天守のうちの一つであり、また国宝5城のうちの一つでもあります。
木曽川沿いにそびえ立つ小高い山の上に築かれた天守が特徴的です。
1871年の廃藩置県の際に天守以外の遺構はほとんど取り壊されてしまいました。
桜の名所でもあり、春には城跡や木曽川沿いを中心に多数の桜が咲き誇ります。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
犬山城へのアクセス
・入館料 550円(一般)、110円(小中学生)
・開館時間 9:00〜17:00
・休館日 12月29日〜12月31日
鉄道での最寄り駅は、名鉄犬山線の犬山遊園駅、もしくは犬山駅です。
名鉄名古屋駅から25分ほどの場所です。
犬山遊園駅からは徒歩約15分、犬山駅からは徒歩約20分です。
犬山遊園駅から歩けば木曽川沿いにそびえる天守を眺めながら向かえますし、犬山駅から歩けば風情のある城下町を散策しながら向かえるので、どちらもオススメです。
ちなみに、名鉄では犬山観光に使えるおトクな切符を販売しています。
往復乗車券と犬山城入場券がセットになっていて、名鉄名古屋駅からだと1,380円で、通常より410円オトクになります。
詳しくは以下をご覧ください。
犬山城天守からの眺め
それではいよいよ、天守からのどのような景色が見られるのかを紹介していきます。
天守から南方向、犬山市街地方面を見た景色です。
天守前の広場や、城下町の様子などが眺められます。
コンディションが良ければ遠く名古屋のビル群も見えます。
天守から西方向、伊木山方面を見た景色です。
写真中央の山が伊木山です。
雄大な木曽川の流れが眺められます。
天守から北方向、鵜沼市街地方面を見た景色です。
眼下に流れる木曽川の向こう側はもう岐阜県の各務原市です。
天守から東方向、日本モンキーパーク方面を見た景色です。
日本モンキーパークの観覧車が見えます。
山間から流れてくる木曽川の様子もまた絶景です。
犬山城天守はこのように趣のあるつくりになっています。
現存天守ならではの風情とロマンを感じられます。
まとめ
今回は犬山城天守からの景色について紹介させていただきました。
天守から街を眺めるとちょっとした優越感に浸れるかもしれません。
名古屋からもあまり遠くありませんので、名古屋を訪れた際に観光ルートに組み込んでみるのもオススメです。
その他の「城下を眺める」シリーズはこちら!
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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