Mrs.GREEN APPLE(略称:ミセス)というロックバンドに、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。
明るい・楽しい・キラキラした曲を歌っている人達、といった感じでしょうか。
ボーカルの歌唱力やバンドの表現力が高く、実力派というイメージも持っているかも知れません。
兎にも角にも、今の音楽シーンを代表するバンドであることは間違いないでしょう。
しかし、バンドという形態を取っていながら打ち込みを多用した曲も多いが故に、こんなことを思っているロックファンの方もいるんじゃないでしょうか。
「ミセスなんか全然ロックしてないじゃん」
「所詮売れ線狙いのポップバンドだろ」
僕も(にわか)ロックファンの端くれで、重低音大好きな人間ですが、これらのイメージは間違っていると感じます。
そこで今回は、「ロックな」ミセスとも言うべき、バンドサウンドが目立つヘビーな楽曲というテーマで紹介していきたいと思います。
パブリック
個人的に大好きな曲です。
ズシズシくるバンドサウンドと、ボーカルのエゲツないまでのハイトーンボイスがたまらなくかっこいいです。
歌詞もなかなか深いことを書いています。
かなりざっくり言うと、人間には素晴らしい部分も醜い部分もあって、それらを全て受け入れて、支え合って生きていく。それが「パブリック(大衆)」だ。そんなところでしょうか。
(こんな浅いこと書いてたらファンの方に怒られそう…)
少なくとも、この曲を聴いてミセスのことを「ポップバンド」だと思うようなことはないでしょう。
おもちゃの兵隊
続いてはこの曲。
「おもちゃの兵隊」なんて楽しげなタイトルですが、それを裏切ってくるようなゴリゴリのロックナンバーです。
しかもこんなタイトルでありながら歌詞のド頭は「バカにはさぁ わからないでしょう?」と衝撃的な一言から始まります。
そしてこの「バカ」の言い方もめちゃくちゃカッコいい…。
ガッツリなバンドサウンドと相まって、このAメロ部分が個人的には一番好きです。
絶世生物
続いてはこの曲。
曲の始まりから何の前触れもなく、前奏も一切なく、いきなりとんでもないハイトーンなシャウトをかまします。
世の一般男性には到底真似できません…。
この悲鳴にも近いシャウトを聴くたびに鳥肌が立ちます(もちろんいい意味で)。
おまけ:青と夏
この記事では、ミセスのあまり知られていないややマイナーな曲を紹介しようと思っていました。
ただ、この「青と夏」という曲はミセスの代表曲と言っても過言ではない曲ですが、ものすごくロックでカッコいい曲だと思っているので、おまけとして紹介したいと思います。
僕が特に好きなのは前奏部分で、ギター フレーズをはじめとしたバンドサウンドがいかにも「夏が始まった合図」って感じで、カッコいいしシビれます。
そして、この曲も例に漏れずボーカルのハイトーンが気持ちいいくらいに全開です。
(この曲をカラオケで歌って何度撃沈したことか…)
この曲を聴きながら鬱陶しい梅雨が明けるのを待ちたいと思います。
まとめ
ここまでロックがどうのと言ってきましたが、個人的にはミセスの楽曲がロックかどうかなんてどうでもいい思っています。
良いものは良い、それだけだと思います。
この度ミセスの活動休止が発表されましたが、活動を再開した時にはきっとさらに進化して研ぎ澄まされた音楽を届けてくれることでしょう。
この記事を読んで少しでもミセスに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(P.S 個人的に「PRESENT」はEnglish verの方が好みです。)
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