僕は城巡りが趣味で、今まで日本各地様々な城を巡ってきました。
このシリーズは、天守に登って見える景色というテーマでお送りしています。
今回は、備中松山城の天守から見える景色について紹介します。
いわゆる山城であるため天守までの道のりは険しいですが、そのぶん眺めは格別です。
ぜひ一度訪れてみてください。
(写真は全て僕が2015年9月20日に訪れた際に撮影したものです。)
備中松山城の概要
備中松山城は現在の岡山県高梁市、旧備中国に築かれた城です。
1240年頃に現在の場所に城が築かれ、1683年に水谷勝宗によって修築され、現在の姿になりました。
現存12天守のうちの一つで、日本100名城の一つにも数えられています。
また現存12天守の中で唯一の山城であり、日本三大山城の一つともされています。
城の周辺では条件が合えば(9月下旬~4月上旬の早朝、天候が良く朝方と日中の気温の差が大きい日)雲海が見られることがあり、その姿から「天空の城」とも呼ばれます。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
備中松山城へのアクセス
鉄道で向かう場合は、山陽新幹線などが停車する岡山駅から特急やくも号に乗って、約35分で備中高梁駅に着きます。
備中高梁駅から備中松山城へは歩くと90分ほどかかるうえ、標高400mほどの山登りがあるため、なかなか過酷です。
路線バスを使用すれば途中まで行くことはできますが非常に本数が少なく、それでも結局50分ほど歩かないと城までたどり着けません。
なので、タクシーもしくは自家用車でアクセスするのが一番かと思います(それでも20分ほど山登りをする必要があります)。
詳しくはこちらをご覧ください。
備中松山城天守からの眺め
それでは、険しい道のりを越えてたどり着いた天守からどのような景色が見られるのか、写真とともに紹介していきます。
天守から南方向を見た景色です。
高梁市の市街地が眼下に広がっていて、まさに絶景です。
城がどれだけ高い場所に建てられているか、自分がどれだけ登ってきたかが実感できます。
市街地をアップで見るとこんな感じです。
備中高梁駅や伯備線の線路、高梁川の流れもよく見えます。
山間部ののどかな街といった感じで、癒やされる景色です。
天守まで向かう途中の道では、このような迫力ある石垣の数々が見られます。
天守からの眺めも素晴らしいですが、高く積み上がる石垣も備中松山城の見どころの一つです。
城下町に行ってみた
備中松山城は城下町も雰囲気があって素敵です。
城と合わせて散策してみることをオススメします。
武家屋敷通りでは、このように風情ある建造物が軒を連ねています。
備中松山藩の政務は山の上の城ではなく、こちらの武家屋敷群のあたりで行われていたとされています。
武家屋敷通りから少し南に行ったところにある紺屋町は、水路沿いに古風な建造物が立ち並ぶエリアになっています。
この紺屋川通りは日本の道100選に選ばれています。
まとめ
今回は備中松山城について紹介させていただきました。
天守までのアクセスは決して良くはありませんが、そのデメリットを上回る絶景を備中松山城は見せてくれます。
岡山から特急に乗れば比較的行きやすい場所ですので、ぜひ訪れてみてください。
備中松山城について僕のインスタでも紹介していますので、こちらも見ていただけると嬉しいです。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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