「潮岬(しおのみさき)」は和歌山県東牟婁郡串本町にある岬です。
本州最南端に位置する場所であり、どこまでも広がる太平洋を一望できるスポットです。
灯台や展望台に登れば、地球の丸さを実感できるほどに水平線が続いていく様子を眺めることができます。
しかし、この潮岬がどこにあるのか、どうやって行くのかわからない方も多いかと思います。
なので今回は
『潮岬はどんなところなのか』
『潮岬からどんな景色が見られるのか』
『潮岬へのアクセス』
などを紹介していこうと思います。
僕が実際に訪れた際の経験をもとにして、皆さんにお伝えしたいと思います。
(写真は全て僕が2015年12月29日に訪れた際に撮影したものです。)
潮岬とは
潮岬とは、本州最南端にある岬です。
この一帯は「吉野熊野国立公園」や「南紀熊野ジオパーク」の一部となっていて、壮大な自然を感じることができます。
潮岬に立つ潮岬灯台は、明治初期に建てられた洋式灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
この灯台は中に入って登ることができる他、実際に灯台で使われていたレンズ等が展示されています。
この潮岬灯台から徒歩10分ほどの場所に「潮岬観光タワー」があり、より高い位置(海抜約100m)から潮岬全体を眺めることができたり、オーシャンビューの中で海産物をはじめとした食事を楽しんだりできます。
タワーの前に広がる「芝生の広場」でゆったりとした時間を過ごすこともできます。
またこの潮岬観光タワーでは、本州最南端訪問証明書を発行してもらえます。
潮岬から見える景色
こちらは潮岬灯台の上から撮影した写真です。
青い海と岩礁のコントラストが素晴らしく、沖を航行する船を眺めていれば時が経つのを忘れてしまいます。
こちらは潮岬観光タワーの最上階から撮影した写真です。
水平線がどこまでも広がり、地球の丸さを感じることができます。
また、潮岬灯台の全景を眺めることもできます。
潮岬へのアクセス
鉄道を使って行く場合、最寄駅はJR紀勢本線の串本駅になります。
JR東海道・山陽新幹線の停まる新大阪駅からですと、特急くろしおに乗車して約3時間半ほどかかります。
名古屋駅からですと、東海道新幹線に乗って新大阪駅まで行き、あとは上記と同じルートで行くパターンと、JR紀勢本線の特急南紀に乗って紀伊勝浦駅まで行き、普通列車に乗り換えて行くパターンとでどちらも所要時間はあまり変わらず、4時間半〜5時間ほどです(乗り継ぎにもよりますが…)。
串本駅からは、串本町コミュニティバスの潮岬線が1時間に1本ほどのペースで出ており、潮岬までは約15分ほどで着きます。
また串本駅前では電動自転車のレンタルも行っており、1日借りて2,000円です。
僕はこのレンタサイクルを利用しましたが、潮岬の風景や潮風を肌で感じることができて、とてもおすすめです。
車で行く場合、大阪市中心部からは約3時間、名古屋市中心部からは約4時間ほどかかります。
潮岬観光タワーの前に約100台ほどの大型の無料駐車場がありますので、ご安心ください。
まとめ
今回は潮岬について紹介させていただきました。
もし「行ってみたい!」と思ってくれた方がいれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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