近年、スマートウォッチが急速に普及しつつあります。
歩数や心拍数などを記録できたり、メールやLINEの通知を確認できたり、様々なことが腕時計の上で可能になります。
しかし中には、液晶画面が使用されたいかにも「スマートウォッチ」といったような見た目のものは、仕事用に着用するには難しいという方もいるかと思います。
僕もその一人です。
そこで今回は、一見アナログな腕時計に見えますが、スマートウォッチの機能が備わっている腕時計を5つ紹介します。
ちなみに、このような腕時計のことを「ハイブリッドスマートウォッチ」と呼びます。
あなたの商品選びの参考になれば幸いです。
Garmin「vivomove」シリーズ
スマートウォッチといえばこのGarminというメーカーを思い浮かべる方も多いかと思います。
実際に数多くのスマートウォッチを販売しているメーカーです。
この業界を牽引していると言っても過言ではないでしょう。
そんなGarminが販売するハイブリッドスマートウォッチが「vivomove」シリーズです。
アナログの文字盤とともに、カラー表示のディスプレイを備えているのが特徴です。
現在「3」「3S」「Style」「Luxe」の4種類が発売されています。
「3」が最も基本的なモデルです。
シンプルなデザインで、1面のディスプレイを備えています。
「3S」は、3を一回り小さくした女性向けのモデルです。
デザインも女性らしい色遣いとなっています。
「Style」は、スポーツ向けのデザインとなっているモデルです。
ディスプレイが2面になっているのも特徴です。
「Luxe」は、よりデザインの高級感を追求したモデルです。
こちらも2面のディスプレイを備えています。
歩数や心拍数の計測、スマホ通知の表示、運動トラッキング、睡眠トラッキング、音楽の再生コントロールなど、基本的なことは可能です。
また、StyleとLuxeのみ、電子マネーに対応しています。
ただし、稼働時間が約4日間と、比較的短くなっています。
Fossil「Hybrid HR」シリーズ
腕時計のメーカーとしてはとても名の知れているFossilですが、スマートウォッチも多数販売しています。
その中でもハイブリッドスマートウォッチとして「Hybrid HR」シリーズをラインアップしています。
このモデルは、文字盤以外の部分が全てディスプレイになっているのが特徴的です。
ディスプレイ部分のデザインは自分好みにカスタマイズすることができます。
「COLLIDER」と「CHARTER」の2種類があり、COLLIDERは男性向け、CHARTERは女性向けとなっています。
歩数や心拍数の計測、スマホ通知の表示、運動トラッキング、睡眠トラッキング、音楽の再生コントロールなど、こちらも基本的なことは可能です。
稼働時間は約3週間と、比較的長めになっています。
この製品のレビュー記事はこちら!
SKAGEN「connected」シリーズ
シンプルで上品なデザインの腕時計を多数販売しているメーカーであるSKAGENですが、その特徴を存分に活かしたハイブリッドスマートウォッチがラインアップされています。
それが「connected」シリーズです。
このモデルにはディスプレイはなく、アナログの文字盤のみとなっています。
なので、スマホの通知などは、サブアイと呼ばれるもう一つの文字盤で、針がどこを指し示すかによって確認します。
歩数の計測、スマホ通知、運動トラッキング、睡眠トラッキング、音楽の再生コントロールなどのことは可能です。
また、一番の特徴は、充電式ではなくコイン電池による駆動であるという点です。
これにより、約4ヶ月という非常に長期の稼働が可能となっています。
Withings「Steel HR」シリーズ
Withingsは聞き慣れないメーカーかと思いますが、こちらは電子機器メーカーとして名高いNOKIAが母体となっているメーカーですので、信頼性はバツグンです。
そんなWithingsが展開しているハイブリッドスマートウォッチが「Steel HR」シリーズです。
アナログの文字盤に、ディスプレイが1面ついています。
歩数や心拍数の計測、スマホ通知の表示、運動トラッキング、睡眠トラッキングなど、こちらも基本的なことは可能です。
稼働時間は約3週間と、比較的長めです。
CITIZEN「Eco-Drive Riiiver」シリーズ
言わずと知れた日本の時計メーカーであるCITIZENからも、ハイブリッドスマートウォッチが発売されています。
それがこの「Eco-Drive Riiiver」シリーズです。
こちらは今まで紹介したスマートウォッチとは一風変わっていて、専用のアプリと連携することにより、様々な機能を持たせることができる、といったものになっています。
基本的な歩数の計測や運動のトラッキングなどはデフォルトで可能ですが、それ以外はアプリを使用して機能を足していく感じになります。
稼働時間に関しては、CITIZENのEco-Driveにより、光が当たれば充電されます。
なので、長期間押し入れに収納しておくなどでもない限りは、電池切れを気にする必要がありません。
今回紹介した製品まとめ
今回紹介した製品の使用をまとめた図が以下になります。
Garmin vivomove | Fossil Hybrid HR | SKAGEN connected | Withings Steel HR | CITIZEN Eco-Drive Riiiver | |
---|---|---|---|---|---|
稼働時間 | 4日間 | 3週間 | 4ヶ月 (ボタン電池) | 25日 | 光発電 |
防水性能 | 5ATM | 3ATM | 3ATM | 5ATM | 10ATM |
ディスプレイ | ○ | ○ | × | ○ | × |
歩数計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ | × | × |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音楽コントロール | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
睡眠トラッキング | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
電子マネー | ○ (Luxe,Styleのみ) | × | × | × | × |
価格 | 約3万円(3,3S) 約4万円(Style) 約5.5万円(Luxe) | 約2.5万円 | 約2万円 | 約2.5万円 | 約4.5万円 |
まとめ
今回は、アナログに見えるスマートウォッチについて紹介させていただきました。
僕自身がこのような製品を探しているところだったので、比較検討も兼ねて記事にしました。
もし僕と同じような方がいるなら、参考になれば幸いです。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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