「秋吉台(あきよしだい)」は、山口県美祢市にあるカルスト台地です。
まるで岩が草原から突き出しているような不思議で、それでいて壮大な光景です。
また秋吉台の近くには「秋芳洞(あきよしどう)」という鍾乳洞もあります。
どちらも地球の途方もない歴史の中で創り出された奇跡の風景と言えるでしょう。
地球が生きているということを実感させてくれる、とてもおすすめの場所です。
しかし、この秋吉台がどこにあるのか、どうやって行くのかわからない方も多いかと思います。
なので今回は
『秋吉台・秋芳洞はどんなところなのか』
『秋吉台・秋芳洞ではどんな景色が見られるのか』
『秋吉台・秋芳洞へのアクセス』
などを紹介していこうと思います。
僕が実際に訪れた際の経験をもとにして、皆さんにお伝えしたいと思います。
(写真は全て僕が2015年9月21日に訪れた際に撮影したものです。)
秋吉台はこんなところ
秋吉台は、日本最大の規模を誇るカルスト台地です。
カルスト台地とは、石灰岩などが雨水や地下水などによって溶かされ侵食されることによってできる地形のことです。
今の秋吉台の地形が出来上がるまで、実に3億5000万年もの年月がかかっているとのことです。
地球の神秘を感じます…
このような地形は日本でも見られる所はそれほど多くなく、1964年には特別天然記念物に指定されています。
遊歩道が整備されていて、石灰岩が突き出ているさまを目の前で見ることができます。
さらに、秋吉台を一望できる位置に展望台が設置されていて、その壮大な景色が一面に広がるのを感じられます。
また、秋吉台の真ん中を貫く「カルストロード」という道は車で通り抜けることが可能なので、ドライブコースとしても最適です。
車の中からでも秋吉台の広大な景色が堪能できます。
秋芳洞はこんなところ
秋吉台の近くには、秋芳洞という鍾乳洞があります。
鍾乳洞も石灰岩の侵食によって、非常に長い年月をかけて出来上がった地形です。
長さは約1km、約1時間ほどで通り抜けることができます。
秋芳洞の入場料は、大人1名で1,300円となっています。
この写真は秋芳洞の名物の一つである「百枚皿」です。
まるで棚田のように見えるこれも、途方もない時間をかけて形成された鍾乳石でできています。
秋吉台・秋芳洞への行き方
車で行く場合は、中国自動車道の美祢東JCTから分岐する小郡萩道路の秋吉台ICから10分ほどで着きます。
公共交通機関で行く場合は、JR山陽新幹線の新山口駅から秋芳洞の入口近くまで行くバスが出ていて、所要時間は約45分、料金は1,170円です。
ちなみに僕は新山口駅でレンタカーを借りて訪れましたが、一般道のみでも40〜50分ほどで着きました。
秋吉台と秋芳洞の行き来ですが、秋芳洞には出入口が複数あり、秋吉台の展望台から一番近い出入口までは徒歩5分ほどなので簡単に行き来ができます。
まとめ
今回は秋吉台と秋芳洞について紹介させていただきました。
もし「行ってみたい!」と思ってくれた方がいれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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