今回は、オーディオテクニカ(audio-technica)から2020年11月に発売された「ATH-CKR70TW」を購入しましたので、実機レビューしていきます。
音質は文句ナシ、ノイズキャンセリングや外音取り込みなどの便利機能もしっかり備えている、とてもおすすめのイヤホンです。
発売から約1年経ちましたが、未だに家電量販店の店頭に置かれ続けているロングセラー商品です。
2021年現在でもまだまだ通用する実力を持ち合わせています。
この記事が購入するときの参考になれば幸いです。
ATH-CKR70TWの基本スペック
オーディオテクニカといえば、音響機器メーカーとして確かな実績を持つ、言わずと知れたメーカーです。
オーテクと略されたりもします。
そんなオーディオテクニカが満を持して発売した完全ワイヤレスイヤホンがこの「ATH-CKR70TW」です。
基本的なスペックは以下の通りです。
・重量:5g(イヤホン本体・片側)
43g(充電ケース)
・最大再生時間:7時間(イヤホン単体)
20時間(充電ケース併用時)
・充電端子:USB-TypeC
・防水規格:IPX4
・Bluetoothバージョン:5.0
・対応コーデック:aptX,AAC,SBC
・ノイズキャンセリング対応
・外音取り込み(ヒアスルー)機能対応
・専用スマホアプリ対応
スペックとしては過不足なく、といった感じです。
最近のトレンドであるノイズキャンセリングや外音取り込みなどにもしっかり対応しています。
価格はAmazonで約18,000円ほどです。
機能面などを考えれば標準的な価格かと思います。
デザイン
僕が購入したのは「ベージュゴールド」という色です。
落ち着いた色合いで、ファッションアイテムとしても違和感なく馴染むと思います。
艶消し加工が施されているのも、大人っぽさを感じさせてくれます。
カラーバリエーションはこれ以外にもう1色「ブラック」があります。
形状は有線のイヤホンやAir podsに近い形で、それにより装着感も安定します。
長時間装着していても疲れにくいです。
操作
本体中央のロゴ部分がタッチセンサーになっています。
また、本体下部に物理ボタンもついています。
これら2つ(左右合わせて4つ)のボタンで曲の再生・停止のみならずノイズキャンセリングの切り替えやクイックヒアスルーの呼び出しなどができます。
それぞれの操作割り当てを3つのパターンから選ぶことができますが、自由にカスタマイズできるわけではないので注意が必要です。
装着感
装着感はとても良好です。
耳に収まりやすい形状をしていることもあってか、とてもフィットします。
本体が片方5gということもあって非常に軽く、たまに装着していることを忘れるくらいのつけ心地です。
また、装着したときの密閉性も高いので、ノイズキャンセリングを使用しなくてもある程度の騒音はカットできます。
バッテリー
イヤホン本体の最大再生時間は約7時間です。
このくらいであれば、使用中に充電が切れるということはまずないでしょう。
充電ケースを含めた最大再生時間は約20時間です。
通勤の往復で使用する程度であれば、2週間くらいは持つような感じです。
これ以上の再生時間を持つイヤホンは多くありますが、日常生活で不便を感じることは少ないかと思います。
(ただ、僕が以前使用していたのはAVIOTの「TE-D01d」というバッテリーが約100時間持つバケモノイヤホンだったため、それと比べるとどうしても少なく感じてしまいます…)
音質
音質は非常にクリアです。
ギターやドラムなど生楽器の躍動感がよく感じられます。
専用アプリにイコライザーも搭載されていますので、自分好みの音質に調整することができます。
「音を楽しむ」ことができるイヤホンだと感じます。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの効きに関しては自然な感じです。
全ての騒音をカットするというようなものではなく、例えば電車の走行音などの響くような低音を大部分カットしてくれる、というようなイメージです。
元々の密閉性が高く、ただ装着するだけでもある程度の騒音はカットしてくれますが、それにノイズキャンセリングが加わると、さらに騒音がカットされます。
また、よく言われる「ノイズキャンセリングを使用すると音質が変わる」というようなことも、このイヤホンでは感じられません。
外音取り込み(ヒアスルー)
イヤホンを装着したまま周囲の音を聞くことができる「外音取り込み(ヒアスルー)機能」も搭載されています。
聞こえ方は非常にクリアで、電車のアナウンスなどはっきり聞き取ることができます。
また、タッチセンサーを2回タップすることでクイックヒアスルー機能を呼び出すことができます。
とっさに会話やアナウンスを聞く必要があるときなどに便利です。
ただ、例えば店内でレジの店員さんと会話をするときなどは、周囲の雑音を必要以上に拾ってしまって声が聞き取りにくいと感じることも多かったので、そういう場合は大人しくイヤホンを外した方が良さそうです。
Bluetooth接続
Bluetooth接続はおおむね良好です。
しかし、人混みの中などではときどき途切れることもあります。
ただこれに関しては再生デバイスの問題もあると思うので、イヤホンのせいとは言い切れない部分です。
(ちなみに僕は再生デバイスとしてSONYのXPERIA 5Ⅱを主に使用しています。)
携帯性
ケースはとてもコンパクトで、手のひらにすっぽり収まってしまうくらいのサイズです。
ポケットに入れて持ち歩いてもかさばる感じはあまりしません。
どうでもいいことですが、ケースの触り心地がとてもサラサラしていて気持ちがいいので、ついポケットの中で触ってしまいます(笑)。
まとめ
今回はオーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR70TW」を紹介させていただきました。
音質も非常に良く、必要とされる機能も一通り揃った良いイヤホンです。
僕が購入してから1年程度使用していますが、特に大きな不満もなく使用できていますので、多くの人におすすめできるイヤホンだと感じます。
どんなワイヤレスイヤホンが良いのか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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